時短スケッチ_2020年1月3日

描いた絵のこと

お正月ということで、お正月らしいモチーフを選んでスケッチしてみました。

 

 

新年一作目は瞬読の山中恵美子さんがツイッターでアップされていた挿花を描かせて頂きました。赤と緑のコントラストと、白の花の華やかな感じを出したかったのですが、これは難しかったです。

 

続いて2作目は、いつもツイッターでお世話になっている みなちんさんの手作りお正月飾り。一つ一つの素材に意味があり、材料集めからこだわって楽しまれながら作られています。手作りの優しい感じを出したいと思いながら描かせて頂きました。

 

こちらは門松をモチーフにしたスケッチです。

見た目が可愛かったので、ほのぼのした雰囲気が出るようにと思って描きました。ほのぼのした感じは出せたかなと思っていますが、描き始めるとこれが楽しくて、ついつい色々描いてしまったのでこれでは時短スケッチになっていないかもしれません。

あべまりえ先生ならどんな風にスケッチされるのか、見てみたいです。

 

お正月の縁起物のこと

みなちんさんの手作りお正月飾りで、全て縁起物を選んで作られているということを聞いてとても興味深かったので、どんな意味が込められているのかを調べてみました。

松→長寿の象徴

稲穂→五穀豊穣(豊かさと繁栄の象徴)

水引→魔除け、縁結び、邪気払い

丸もち→円満

竹炭→浄化、邪気払い

松は松竹梅というぐらいだから縁起物ということは漠然と知っていましたが、長寿の象徴だったんですね。寒い冬でも葉を落とさず(常緑樹)かつとても寿命が長い樹木とのことで、長寿のシンボルとなっているようです。

また、竹炭にそんな意味があるとは知りませんでした。風水の世界でも、とても運気の良い縁起物とのことです。

調べてみると、なんとなく知っているようで知らないことが出てくるので楽しいですね。私は現在海外に住んでいるので、外国の方に「日本のお正月は、縁起の良いものを使って、こんな飾りを作ってお祝いするんですよ」って説明できたら、きっと興味を持ってもらえますね。

 

 

以上です。

最後まで読んでいただいて、ありがとうございます。

4 件のコメント

  • わーい!スケッチ楽しみにしてました。
    なんだかますます上手になってますね^^
    線ものびやかで、kiriさんの個性も出てきたように感じます。
    このまま絵葉書にしたら、すてきだなって思いました。

    竹炭は匂いを吸収してくれるので、下駄箱に入れたり、冷蔵庫や食器棚に入れて使ってますが、なるほど「浄化」は納得です^^
    お正月の縁起物、以前はわりと派手なモノを選んでいたのですが、
    今は飾り終えて処分するときのことを考えて、針金などは使われていなくて、そのまま燃えるゴミで処理出来る、シンプルなものを選んじゃってます(笑)

    • 七迦さん、楽しみにしてましたと言われると、ちょっと嬉し過ぎて木に登ってしまいそうです。ありがとうございます。スケッチを絵葉書にする、とても良いアイデアですね!
      葉書に自分の描いた絵を少し添えて季節の挨拶を送る、いつの日か、そんな粋なことが嫌味なく出来る様な人になりたいです。縁起物のこと、調べてみると面白いです。やはり何でも、意味や歴史を知った上で見るのと何も知らずに見るのとでは、感じる事も全く変わってきますね。
      七迦さんのお正月飾り、そのまま燃やせる方が環境にも優しくてよいですね。シンプルで、優しい。最高じゃないですか^ ^

  • こんにちは。
    ブログはPCで拝見させて頂いているのですが、スマートフォンで見るTwitterと違って、大画面でスケッチを見ると線の一本一本に違いが感じられて、とても面白いです。
    七迦さんも指摘されていますが、ますますスケッチが上手く、精密になってきていますよね。

    正月飾りに使われる縁起物の意味は、とても興味深く読ませて頂きました。
    色々な物に意味を持たせるのは、どんなイベントでも、どんな文化圏でもあるのでしょうね。
    海外の方に「日本ではこんな意味を持たせている」という話をすると、日本文化について盛り上がりそうです。

    • アザラシさん、コメントありがとうございます^ ^
      とても細かいところまで見てもらって、嬉しいです。お正月の縁起物シリーズで、写真を見て「描いてみたい!」と思ったものを深く考えずに描き始めてから、自分の力量以上のものを選んでしまったことに気がついて、汗をかきながら描いた3作でした。
      外国の方はほぼ例外なく自国の文化やルーツについて、自信を持って話されるので、日本ではどうですか?と聞かれてうまく答えれないと焦ります。日本らしいお正月の縁起物なんかは、詳しく説明できたらきっと関心を持って聞いてくれるはずです^ ^

  • munehitokiri へ返信する コメントをキャンセル

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