言葉は魔法の呪文

読書でアウトプット

 

 

 

著者のナカムラクニオさんは、「言葉は世界を変えるもっとも簡単な魔法の呪文」と言います。

SNS情報化時代となった今、言葉は以前の様な「読むもの」から「発信するもの」としての側面が強まっていて、誰かがささやいた小さな一言であっても、誰かの大きな感情を動かし、それがやがて信じられない様な大きな変化へと影響を与えるものだと。

また、言葉には磁力があるとも言います。自分の欲しいものや願いを言葉にして発することで、「現象」を引き寄せることがある、そんな磁力を持っています。

言葉を上手に使い、自分で自分の言葉を作り出すことができれば、自分自身の未来を左右させるほどの力が生まれる。

そんな時代における、新しい言葉の作り方、文章の力、考え方について書かれています。

 

新しい言葉の作り方とは

例えば、足し算ことば

言葉と言葉を足し合わせて、新しい言葉を生み出す方法。

できるだけ衝撃の強い言葉同士を組み合わせること、言葉のリズムと色彩感を調整して口にしたくなる様な響きを生み出すこと

足し合わせた時の音の選び方がとても大切

(カレー)+(ブレッド)だと、カレーブレッドよりもカレーパンにした方がいい

 

例えば、引き算ことば

親の深い言葉や単語ほど、省略による短縮化がされやすい。特に日本語では4文字の言葉に集約される傾向が強い。

ポケモン、キムタク、エアコン、コンビニ、など

 

心に刺さることばとは

ガ行の濁音、ザ行の濁音など、濁音の言葉はとても強い力を持っていて、しかも発音しやすい。その言葉が入っているだけで単語そのものの印象を決定づけてしまう力を持っています。

ナカムラクニオさんは、この法則を「ガギグゲゴロジー」と呼びます。この言葉だけで、もうすごいインパクトです。

がんこ、がんばれ、げんこつ、ガイコツ、など。どうでしょう。

もしこれらの言葉から濁音をとったら、

かんこ、かんはれ、けんこつ、かいこつ、全然印象が違ってきます。

 

また、濁音に長音を組み合わせると、さらに魅力が高まります。

ばざーるでござーる、ピタゴラスイッチなど、わかりやすいです。

数式で表現すると、

「濁音」+「長音」+「リズム感」→ 心に刺さる(残る)言葉

ということになります。

 

「” 壁ドン ”なども、用もないのに使ってみたくなるから不思議」と言います。これもとても強い力を持った言葉で、妙に惹かれる言葉です。

 

なまけ者が悟るための法則

本書の付録として巻末に掲載されていました。全部で100の訓示の様なものですが、これが私の心に大変響いて、読んでいる途中で涙が出てきてしまい、自分でもびっくりしました。

すこし引用して紹介します。

 

・自分の欠点を最大の武器にすること

・全ての失敗を未来の踏み台にすること

・小さなものを愛でること

・心の内側から出るゴミを捨てること

・他人ではなく自分を支配すること

・ものの所有ではなく、物語を所有すること

・自分自身を楽しむこと

・眠りのない夢を見ること

・幸せ支度をしておくこと

・静寂な豊かさを引き寄せること

・自分自身に真実を伝えること

・自分だけの聖地を持つこと

・できないことを、やってみること

・自分の時間を毎日大切にすること

・みんなに好かれようとしないこと

・自分の価値観を他人に押し付けないこと

・自分の価値を信じること

・全ての責任は自分にあると知ること

・できるだけ自分でやってみること

・子どもの話をあなどらないこと

・数字をごまかさないこと

・言葉だけで伝えないこと

・死を恐れないこと

・なんでも白黒をつけないこと

・ゴールすることをゴールにしないこと

 

これらの言葉をずっと読んでいると、とても許された様な気がして、感動してしまったのです。これらの言葉から伝わること、私は次の様に感じたのでした。

「〜しなければ」という様な固定観念を取り払い、もっと自分を大切にしましょう

人に、自分に、まっすぐ正直にいましょう

こんなメッセージを、とても優しく、いろんな角度から伝えようとしている様に感じました。

 

最後に

 

本書を読んで、言葉には様々な表情があると改めて気づかされました。

言葉遊びと笑わず、どんな音を使えば言葉がどんな表情になるのかを知ることで、自分の感じていることや表現したいことにより近い言葉を選ぶことができる様になると思いました。

あと、今の私のブログ名はちょっと長すぎて、あまり良くないなぁと思いましたので、本書に書かれていた「伝わるタイトルの法則」を熟読して、タイトルも見直さないといけません。

 

 

以上です。

最後まで読んでいただいて、ありがとうございます。