子供は40000回質問する

読書でアウトプット

 

「好奇心」とは何か、を学術的な見地から掘り下げて論じている本。

330ページ強とややボリュームもあり、内容もアカデミックな内容に終始している感があるので、人によってはとっつきにくいと感じるかも知れません。見方を変えると、書かれている内容をじっくり読み解くという楽しみ方が出来るとも言えそうです。

「読むぞ!」という気持ちで向かい合えば、好奇心を刺激してくれる1冊であるのは間違いありません。

 

本の要約(一言アウトプット)

好奇心とは何か、について歴史的な事実やこれまでの実験結果から得られている結果に基づいて、学術的な見地から研究してわかったことがつづられています。

ビジネス書というよりは、論文に近いものと言えるのかも知れません。

 

本への質問1 好奇心にはどのようなものがありますか

好奇心には段階があり、次のような種類に分けられる。

拡散的好奇心

「知りたい!」という衝動。幼児が色々なものに手を伸ばして触れたり口に入れたりするような行動も、これによる。新しいものを求める、単純欲求。

 

知的好奇心

拡散的好奇心の上位に位置する。知識と理解を求めようとする意欲であり、この好奇心を満足させるためには「努力を伴う」という特性がある。

拡散的好奇心との違いは、「専門的な知識の積み重ね」があるかどうか。

 

共感的好奇心

他人の考えや感情を知りたい、理解したいという感情

 

本への質問2 好奇心は人にどのような影響を与えますか

好奇心の先にあるものは、「他人に相談する」や「先人が書いた書物を調べる」という行動であり、好奇心が人とのつながりを作っていくと言うことができる。

好奇心が人とのつながりを作り、人との出会いの縁をもたらしてくれる。

 

本への質問3 好奇心を常に持ち続けるにはどうすればいいですか

自分が「知らない」ということを自覚すること

知らないということを自覚することで、その空白(知識、理解の欠如)を埋めたいという気持ち、つまり好奇心が生まれる。

人は、まったく知らないことに対しては興味を持つことができない。それは、まったく知らないが故にそれが自分にとって面白いものなのかどうかを想像することができないから。

「少しだけ知っている」という状態が、好奇心に火をつける元になる。

 

本からの気付き

まったく知らない=興味を持てない、というのは非常に納得感がありました。見たことも聞いたこともないものに対して、やはり興味は持てませんよね。

本などから「広く、浅く」知識を得ておくということは、将来の自分の好奇心への種まきのようなもので、「広く、浅く」知っていることは決して無意味なことではないのだと理解することができました。

 

この本は非常に学術的な内容なので、以前の私(冒頭から順番に読んで熟読する方法しか知らない)だったら絶対途中で挫折してしまって、そのまま積読行きだったろうなぁと思います。

自分の知りたいと思ったこと(質問したこと)の情報を読み取ることが出来て、大変満足感のある読書でした。

 

 

以上です。

最後まで読んでいただいて、ありがとうございます。