読書する人だけがたどり着ける場所

読んだ本のこと

 

本を読むことでどんな良いことがあるのかを知ったら、もっと本が好きになれます。

すでに本が好きな人にも、本を好きになりたいと思っている人にも、お勧めしたい本です。

 

本の要約(一言アウトプット)

「読書が人生の深みをつくる」とあります。本を読むほどに世界は楽しみで溢れ、普通なら気にも留めない様なものでも、「面白い」と感じることができる。

どんな本をどの様に読むのがいいのか、とても親しみやすい文体で綴られています。

 

本への質問1 読書によって得られる「深さ」とは?

「深み」のある人というのは、ただ「物知り」というのではなく、教養がその人の人格や人生にまで活きている様な人のことです。

教養というのは、雑学や豆知識といったものとは全く異質のものであり、自分の中に取り込まれた情報が複合的に統合し、その人の血肉となる様な幅広い知識のことを言います。

本を読むことによって、知識が深まり、思考が深まり、人格が深まる、とあります。

 

本への質問2 どんな本の読み方をするのが良いですか

様々な読み方について紹介されていますが、特に次の内容が心に残りました。

著者月間を作る

読書の楽しみは、その本のワールドをじっくりと味わうこと、いわば「味読」。気になった著者が見つかったら、その著者の書いた本をまとめて読む「著者月間」を作るのがオススメです。その著者のワールドにどっぷりとはまり込む。様々な著者に対して時期をずらしながら読み深めることで、知識は広く深くなっていきます。

 

読んだ本のポップを書いてみる

まだその本を読んだことがない人が「読んでみたいな」と思う様なおすすめ文(キャッチコピー)を書くのはどうでしょう。短い文章で1冊の本の魅力を伝えるのは、本来難しいことです。誰にお勧めしたい本なのか、それはなぜか、これを読むとどう変わるのか、自分にとってはどんな価値があったのかを考えることにより、思考が深まります。

おすすめ文を考えたら、ツイッターなどSNSに投稿するのもいいでしょう。そこでまた、新しい対話が生まれるかもしれません。

 

一冊の本から「好きな文章」を選ぶ

「好きな文章を3つ選ぶ」ということを試してみましょう。自分の感性に響く文章を探しながら読むことで、何となくのっぺりとした感じで読むのではなく、浮き上がって見える様な文章を探しながら読むことになります。自分にとってその本はどんな価値があったのか、何が魅力だったのかを自分自身が良く知ることができる様になります。

 

本から得た気付きと行動

本を手に取ろうと思ったキッカケは、著者の文体が好きなことと、藤原和博さんの「本を読む人だけが手にするもの」と酷似したタイトルが気になったからです。

タイトルは酷似していますが、テーマの軸は藤原さんの著書とはまた違った視点であったかなと感じました。でも、共通しているのは「教養」が身につく、ということ。

成熟社会で納得感のある解を導きだすためにも教養が必須、という点で両書は接点があると感じました。

 

ぐっときた言葉を自分だけの「マイ名言」としてとっておくのが良いとありました。

言葉にはパワーがあり、読書から得た「マイ名言」は人生の様々な局面で助けになる、と著者は言います。

読書をしながら、「マイ名言」を残していけるコーナーをブログサイトで作ってみることにします。どんな名言が残っていくか、楽しみです。

 

 

以上です。

最後まで読んでいただいて、ありがとうございます。